内科・胃腸内科
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喘息
喘息とは、のどがゼイゼイ鳴ったり、咳や痰が出たりして呼吸が
苦しくなる病気です。慢性的な気管支の炎症によって症状が出
現します。
喘息の患者さんの数は、全国でおよそ150万人ともいわれて
いますが、実にこの0.4%にあたる約6000人の方が、毎年、喘息
の発作で呼吸困難となり死亡しています。
「喘息では死ぬことはない」と思われている方もいますが、あ
などると大変怖い病気ということが、この数字でもおわかりにな
られると思います。喘息で亡くなった方には、意外にも若い方が
多く、また、重症な方に限らず比較的軽い方にも予期しない出
来事が起きてしまった、というケースが特徴としてみられます。
しかし、近年、喘息治療は目覚しく進歩してきました。適切な
治療を行えば、喘息をコントロールし、健康な人と変わらない生
活ができるようになりました。
当院では「喘息予防・管理ガイドライン」に即した喘息のコント
ロールを行っております。
喘息のコントロールの目標を以下に示します。
・喘息症状がわずか、夜間症状がわずか
・喘息増悪の少ないこと
・喘息発作による死亡のないこと
・経口ステロイド薬使用が少ない
・運動を含む活動の制約の少ないこと
・呼吸機能が正常に近いこと
・PEF値の日内変動が20%未満
・PEF値がほとんど正常
・薬剤の副作用が少ないか、あるいはない
・短時間作用性β2刺激薬の吸入をほとんど使用しない
検査
胸部レントゲン・呼吸機能(スパイロ)・血液・痰(タン)の検査・ア
レルゲンの検査等があります。喘息の原因・評価のために行い
ます。
治療薬としては大きく分類して吸入ステロイド薬・抗アレルギー
薬・気管支拡張薬・経口ステロイド薬等があります。これらの薬
剤を適切に使用することによって喘息をコントロールしていきます。
発作時には点滴・吸入等も行います。